急に体重や食欲が落ちる。食欲が低下する。
一方、食欲が亢進することもあり、甘いものや炭水化物など特定の食べ物ばかりほしくなることもある。暴食に走る。
「何を噛んでも砂を噛んでいるようだ」「食べなくてはいけないから無理に口に押し込んでいる」と訴えることもある。
体重も減少する。極端な食欲の変化も影響して、短期間に急激に体重が増えたり減ったりすることがある。
目安として一ヶ月に4~5kgも減少したときは注意が必要。死にたいという気持ちが強くなって絶食してしまう人もいる。
急に体重や食欲が落ちる。食欲が低下する。
一方、食欲が亢進することもあり、甘いものや炭水化物など特定の食べ物ばかりほしくなることもある。暴食に走る。
「何を噛んでも砂を噛んでいるようだ」「食べなくてはいけないから無理に口に押し込んでいる」と訴えることもある。
体重も減少する。極端な食欲の変化も影響して、短期間に急激に体重が増えたり減ったりすることがある。
目安として一ヶ月に4~5kgも減少したときは注意が必要。死にたいという気持ちが強くなって絶食してしまう人もいる。
これまで好きだったことが楽しいと感じられない。これまで楽しんできた趣味や活動に興味がもてなくなる。 自分の世界に引きこまってしまって、好きなゴルフにもいかなくなる。音楽が好きな人が好きな音楽を聴いてもなんとも思わない。性的な関心や欲求も低下していく。自分の世界に閉じこもるようになる。それは何をやってもおもしろくないから。周りから見たら不思議に思える。「社会的ひきこもり」状態がはじまる。子供の場合も、喜びを感る能力が遮断されたかのように好きだったはずのことに見向きもしなくなる。
一日中気が沈む。「憂鬱だ」「悲しい」「何の希望もない」「落ち込んでいる」
人によっては気持ちを表だって口にしない人もいる。「落ち込んだ」心の状態が前面に現れず、外に対する攻撃的な態度を示す人もいる。とくに、感情をうまく表現できない子供や青少年はふさぎこんだ気分の代わりにいらだちや気まぐれな気分が表れることがある。
表情は、今にも泣き出しそうな印象や憔悴しきった雰囲気をかもし出している場合もある。
こうした表情は午前中にひおく、午後から夕方にかけて改善してくることがおおい。
身体のいたみ、倦怠感、身体の不調、怒りっぽくなるなどのイライラ感が表に表れて抑うつ感が目立たなくなることもある。
うつ病の症状は、調子のいいときと悪いときの波がある。
その波は、一日のなかでも起こる場合もある。
よく見られるのは、朝に症状が悪化し、午後から夜にかけてだんだんよくなっていくという症状だ。
朝は、調子が悪いが、夜にはすっかり元気になるので自分はうつ病であると思っている患者も少なくない。
しかし、このような波のある状態も、うつ病の症状の一つなので、放っておくと症状を悪化させる場合もある。
うつ病にかかると、色々なことに関して悲観的な考え方をするようになる。
「全て自分が悪いのだ。自分の能力が劣っているからである。自分は生きている価値のない人間である。そして、他人からもそう思われているのだ。自分がすることは、全て悪い結果を生み出すのだ。うまくいったとしてもそれはたまたまであり、次は失敗するだけなのだ。物事は完璧にうまくいくか、全く駄目であるの、二極のどちらかである。完璧に物事を運ぶことができない私は全く駄目な人間である。私なんかが幸せになれるはずがないのだ。」
頭のなかで浮かぶシナリオは全て自分が悪者であり、自分は生まれながらに欠陥がある人間であると、妄想するようにもなる。
些細な他人の行動も、自分が嫌われているからではないか、全ては自分のせいではないかと、悲観的な方向で結びつけて考えるようになり、最後は、「私なんか死んだほうがましなのだ」と自殺願望を持つようになることも少なくない。
このような発想を持ち出した患者と付き合う近しい人たちは、患者のいうことを鵜呑みにしてしまうと、本当に患者が能力がなく不幸な人間であるのではないかと思うようになってしまう。
しかし、悲観的な考え方をするのは、うつ病という病気のためであり、患者自身が他の人より能力が劣っているわけでも、幸せになれない人間であるわけでもない。うつ病という病気によって、患者自身の考え方が歪んでいるだけであり、患者自身の人格とは何ら関係がないことを忘れないようにしなければいけない。
こころの闇からほとばしる真実のことば、絵画。鬱に悩んだ、二十代半ばの青春、その記憶が今、一冊の本になった!この本に書かれたことば、絵画には、真実の重みがある。悩み、苦しむ人たちに贈る、最高の詩画集。
■作者について
ふかさか南(フカサカミナミ)
1977年大阪府生まれ。両親の熱心な信仰により、幼少時より某宗教団体の信徒となる。19歳で宗教からの脱却を図り、単身上京する。過去の宗教教育によるトラウマとマインドコントロールとにより25歳でうつ病を罹患。以後は絵画や詩による自己表現を模索。周囲の支えもあり数年後うつ病を克服。現在は大阪で絵画や詩の創作活動を中心にフリーランサーとして活動している
うつ病が重くなると、「死にたい」という気持ちが生まれ、実際に自殺を企てることも少なくない。
「生きていても意味がない」「こんなに辛い思いをしてまで生きていたくない」「自分は生きている価値がない人間だ」「自分が生きていると周囲に迷惑がかかる」などど、思いは人それぞれだ。
そして、うつ病になると、気持ちを抑制する力も弱くなっているため、普通では考えられないような行動に出ることもある。周りの人は「まさか本当に自殺まではしないだろう」と気楽に考えるべきではない。
うつ病患者にあらわれる症状として、他人が見てすぐわかる、行動の変化が起こることがある。
異様に体の動きが鈍くなったり、口数が減ったり、応答するまでの時間が長くなったりすることがある。
ひどいときは、寝たきり状態になることもある。
また、強い焦燥感のために、じっと座ることができず足踏みをはじめたり、落ち着きがなくなり体を動かしたりずっとおしゃべりをしているようなケースもみられる。また、異様にしつこくあれこれ訴えつづけることもある。
うつ病の患者に多くみられる身体症状として睡眠障害があげられる。青年期のうつ病や双極性うつ病においては「過眠」の症状があらわれることもあるが、多くの場合うつ病の睡眠障害といえば「不眠」である。
不眠には寝つきが悪い「入眠障害」、眠りが浅く熟睡感がない「熟眠障害」、夜中や早朝に目が覚めて眠れない「早朝覚醒」などがある。
眠りに入るときや、目が覚めたときに、抑うつ気分がとても強く、後悔や自責の念、将来の悲観にかられ、悩みながらうとうとと寝返りを繰り返す症状が起きる。またいやな夢を多くみることもある。
朝、目が覚めたときに、今日もいやな一日がはじまると思うと憂鬱で、何もかも投げ出したいと思い、自殺を図る場合もある。
人間の眠りには「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り」とがある。この2つの睡眠を眠っている時に何度か繰り返し、朝を迎える。そして、ノンレム睡眠はおよそ睡眠の前半の3分の1に多くあらわれ、レム睡眠は後半の3分の2に多くあらわれる。
健康な成人の場合、まずノンレム睡眠が訪れ、だんだん入眠から60~90分くらいすると、最初のレム睡眠があらわれる。
しかし、うつ病の場合、レム睡眠の訪れが早くなり、入眠後すぐにレム睡眠があらわれるという症状が起こる。つまり、健康状態では明け方近くに出るはずのレム睡眠が、うつ病患者の場合、寝入ってすぐにあらわれるのである。
こういった睡眠パターンの崩れが、不眠をおこしたり、日中の体調や心のバランスを崩していくことにもなる。