うつ病患者にあらわれる症状として、他人が見てすぐわかる、行動の変化が起こることがある。
異様に体の動きが鈍くなったり、口数が減ったり、応答するまでの時間が長くなったりすることがある。
ひどいときは、寝たきり状態になることもある。
また、強い焦燥感のために、じっと座ることができず足踏みをはじめたり、落ち着きがなくなり体を動かしたりずっとおしゃべりをしているようなケースもみられる。また、異様にしつこくあれこれ訴えつづけることもある。
うつ病患者にあらわれる症状として、他人が見てすぐわかる、行動の変化が起こることがある。
異様に体の動きが鈍くなったり、口数が減ったり、応答するまでの時間が長くなったりすることがある。
ひどいときは、寝たきり状態になることもある。
また、強い焦燥感のために、じっと座ることができず足踏みをはじめたり、落ち着きがなくなり体を動かしたりずっとおしゃべりをしているようなケースもみられる。また、異様にしつこくあれこれ訴えつづけることもある。
うつ病の患者に多くみられる身体症状として睡眠障害があげられる。青年期のうつ病や双極性うつ病においては「過眠」の症状があらわれることもあるが、多くの場合うつ病の睡眠障害といえば「不眠」である。
不眠には寝つきが悪い「入眠障害」、眠りが浅く熟睡感がない「熟眠障害」、夜中や早朝に目が覚めて眠れない「早朝覚醒」などがある。
眠りに入るときや、目が覚めたときに、抑うつ気分がとても強く、後悔や自責の念、将来の悲観にかられ、悩みながらうとうとと寝返りを繰り返す症状が起きる。またいやな夢を多くみることもある。
朝、目が覚めたときに、今日もいやな一日がはじまると思うと憂鬱で、何もかも投げ出したいと思い、自殺を図る場合もある。
人間の眠りには「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り」とがある。この2つの睡眠を眠っている時に何度か繰り返し、朝を迎える。そして、ノンレム睡眠はおよそ睡眠の前半の3分の1に多くあらわれ、レム睡眠は後半の3分の2に多くあらわれる。
健康な成人の場合、まずノンレム睡眠が訪れ、だんだん入眠から60~90分くらいすると、最初のレム睡眠があらわれる。
しかし、うつ病の場合、レム睡眠の訪れが早くなり、入眠後すぐにレム睡眠があらわれるという症状が起こる。つまり、健康状態では明け方近くに出るはずのレム睡眠が、うつ病患者の場合、寝入ってすぐにあらわれるのである。
こういった睡眠パターンの崩れが、不眠をおこしたり、日中の体調や心のバランスを崩していくことにもなる。
うつ病の症状の1つとして、食欲が増減することがあげられる。
・何を食べても味を感じることができない
・前まですごく美味しいと思っていたものを食べてもなんとも思わない
・食べなくてはいけないから無理をして食べているだけだ
といったように、食欲が減退することもあるし、
・食べているときだけ落ち着く
・甘いものや炭水化物が無性に食べたくなる
・ずっと食べ物のことを考えている
など暴食に走ることもある。
こういった急な食欲の増減が影響して、短い間に過度の体重の変化が起きることもある。
うつ病の症状の1つとして、今まで興味があったことや喜びを感じてたことに、何の関心や興味もわかなくなることが挙げらる。
普段なら、熱中できる趣味、音楽やスポーツ、読書、テレビを見ることなどに、無関心になったり、性的な関心や欲求も低下してしまう。
そして、自分の世界に閉じこんでしまい、ひきこもりの状態になってしむうこともある。
そして、笑ったり感動したり考えたりと、普段なら普通のことができなくなり、とても辛い状況が続く。
うつ病の症状として、抑うつ気分が上げられる。
患者の多くが「悲しい」「落ち込んでいる」「何もやる気がおこらない」「憂鬱だ」「希望が感じられない」「生きている実感がわかない」などの気分を訴える。
勿論、どんな言葉や言い回しで表現されるかは、その人の環境や生い立ちによってさまざまである。
「一人でいると寂しい」「なぜか涙がでてくる」「自分いやでたまらない」「テレビを見ても楽しくない」などといった訴えもある。
ついには「死にたい」「生きているのがいやになった」という気持ちに至ることもある。
また、落ち込んだ心の状態は現れず、外に対して攻撃的な態度を示す患者もいる。
とくに、感情をうまく表現することを知らない子供や青少年の場合は、苛立ちや気まぐれなどの症状があらわれ、人やものにあたったりすることも少なくない。
どんなことが原因でうつ病になるかは、その人によって異なる。
その人の性格や、感情、考え方、生まれ育った環境や、現在の環境も人によって異なるからだ。
したがって、同じくらいの出来事が、ある人にとっては全く気にならない経験でも、別の人にとっては大きな傷になったり落ち込む原因になってしまうことがある。
また、感情表現が上手にできる人もいれば、下手な人もいる。自分が思っていることをどう伝えたらいいかわからなかったり、人に何かを頼まれたとき断ることができず、いつも相手のことを優先させてしまう人もいるからだ。
よって、うつ病の人に対して「そんなこと悩むことではないよ」「考えすぎだよ」「どうしてうまくできないの?」「過去は過去だからいつまでもうじうじしてたらだめだよ」などとという言葉は伝ない。自分にとっては、軽い出来事に見えても、相手にとっては大きな問題であることもあるからだ。
まずは、じっくりと話を聞いてあげて共感してあげることが大切である。「それは大変だったね。わかるよ。ゆっくり休んだらいいよ。」と伝えて、あたたかく見守ってあげよう。
絶対に焦らせてはいけない。また無理に考え方を否定してはいけない。否定されると、突き放された気持ちになり、自己嫌悪に陥らせ、病気を悪化させてしまうからだ。
うつ病は、精神的な病なので、いつもと同じように落ち込んでいるだけなのか、病気なのかはじめはわかりにくいものだ。そのため、「自分は怠惰な人間である」と、自分を責めるようになり、ますますストレスをためてしまう。また家族や周りの人からやる気がない人間であると誤解され、責められたり注意されたりすることが続くこともあるかもしれない。
しかし、うつ病は考えすぎたりストレスをためたりして心がアップアップになった状態なので、そこでまた自分のことを責めたり不安感をつのらせてしまうと、ますます病気が悪化してしまう
もし、自分が普通の落ち込みより長引いており、何もやる気が出ないと感じ出したら、「うつ病にかかったのではないだろうか」と自覚し、医者に見てもらうことが必要だ。患者自身が、病気だと自覚し、理解を深めるなら、治療するという解決策をとることができる。
うつ病は列記とした病気なので正しいケアをすれば治るからだす。また、病気であると診断されると、周りの人の見方も変わってくるかもしれない。
うつ病の人は責任感が強い人、また純粋で繊細な人がかかりやすい病気だ。自分で病気であると自覚しなければ、ますます果たせない物事がふくらんでいき、悪循環な方向にと進む。
よって、できるだけ早く、冷静に自分の病気・症状を知り、やる気のない状態が自分の落ち度ゆえではなく、誰もがかかり得る病気なんだということを知ることが必要不可欠であるといえる。
うつ病のなかでも色々なタイプがある。
おなじうつ病でも、一人一人、個性は違うのは勿論、過去の環境、現在の環境、病気の程度などで症状が変わってくるからだ。
ひとつのタイプとして、元気がなくなり、見るからに生のエネルギーそのものが低下している状態がある。気分がひどく落ち込み、どんなことにも無関心・無気力になってしまうのだ。話しかけても会話することが困難であったり、何を聞いても上の空だったりする。そして、症状が悪化すると、外に出ることもしなくなり、寝たきり状態で部屋に引きこもり、話すこともできなくなる。
また、他のタイプとして、気持ちの落ち込みのために不安や焦りが強くなる状態がある。
「こんな自分でいいのだろうか。このままではいけない。なんとかしなければいけない。」という焦燥感にとらわれて、気持ちばかり焦ってしまうのだ。せかせかしているので一見元気にみえるが、正常な判断や行動がとれないため、全てが空回りしてしまう
このように同じうつ病であっても、症状が人によって異なる。
気持ちの落ち込みが強く、何もできなくなってしまう人もいるし、逆に不安が先走りしイライラ動き回る人もいる。また、身体的な症状だけがあらわれる人もいる。そして、色々なパターンが絡み合ってあらわれる人もいる。