うつ病は、年齢、人種、国籍、職業、生活水準、性別に関係なく誰でもかかる病気だ。
そして、あくまでも傾向としてであるが、真面目で几帳面な人、完璧主義者、責任感が強い人、何事にも真剣に一生懸命取り組む人ほどうつ病にかかりやすい。
そして、こういったタイプの人は、「こうすべきである」という思考を持ち、そのレベルに達することができない自分に鞭打つ傾向がある。そして、このレベルを自分だけではなく他の人にも求めてしまう。しかし、自分のレベルに達する人は多くはない。すると、相手への不満を表現せず、「自分が悪いのではないか」「自分がしっかりするべきだ」と、一人で抱えこんでしまい、不満や過労、ストレスが次々にたまっていく。
最近まで日本において、上にあげたような気質の人は、理想の人間像としてみられてきた。しかし、急激な社会の変化で、そうした価値観が崩れてしまっている(1つの見解として)。そのことが、真面目に理想を追求してきた人々を苦しめる一因となっているとも考えることができるだろう。
こういった性格を直すことはなかなか難しいといえる。しかし、自分の性格をよく把握し、感情のパターンや思考経路などを知り、軌道修正するようにしていけば、少しずつうつ病をふせぐことは可能である。
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